|
@パタンナーの仕事で一番面白いことは?
思ったとおりに形になった時が一番嬉しいですね!デザイナーさんが、サンプルのチェックや、トワルのチェックの時に、試着して「修正なし」ってなった時には「思い通りになった!!」って、嬉しいです。
@大変なのはどんな時ですか?
さっきの逆で、思った通りにならない時。デザイナーさんから「こうしたいんだけど」って言われて、直しても直しても、思った通りにできない時は、何回も何回も直して・・。
@そういう時は、妥協せずにやるんですか?
そうですね。デザイナーさん的には「ココはちょっとこうしたい」っていうのが大した事なさそうでも、パターン的には大修正になっちゃったりすることがあるので。
@パターンにも流行があるんですか?
パターンだと、サイズ的なものとかですね。シルエットも変わってきますし。最近だと、見た目が大きいとあんまりかわいくないじゃないですか。だからこう、立体的に縫って、見た目はそんなに大きくないんだけど、着てもそんなにどこもきつくないっていう感じとか。ボリュームも、その時代の人間の体型も、サイズがだんだん変わってきてますから。
@なるほど。パタンナーの仕事でココが大事みたいなのはあるんですか?
やっぱり、着心地とシルエットですね。“着てみた時にラインが綺麗に出ていて、着心地がいい服”ですね。
@自分なりに、仕事の上で日々工夫したり勉強したりしている事はありますか?
結構、他のブランドを見に行ったりしますね。うちでは、肩幅はこれくらいにしたいって言ってるけど、他のブランドはどうだろうか?とか、他のブランドはどういうシルエットにしているかとか、見に行ったりしてます。自分がやってないことをやってたりするので、あぁこういうやり方もあるんだ・・と。縫い方、始末の仕方とか。縫製も綺麗に見せたいので、いいものがあれば参考にしています。
@パターンといっても、引く人によって違うものなんですか?
違うんですよ。例えば、ワンピースの脇のカーブとか、ちょっとやっぱり人によって癖があるんですよね。多分、同じ絵型を見ても、頭の中に思い描くものは一人一人違うからだと思うんですけど。やっぱり、絵のバランスで作るので、同じ写真とか何かを見てパターンを引いたとしても、丈のバランスや切り替えの位置が、一人ずつ微妙に違うと思います。
昔、「パターンは、間違いはあるけども、正解はない」っていう風に言われたことがあるんですけど、今それがすごっくわかるというか。例えば、ダーツの処理をする時に、デザインによっては、それを別のところで切り開いて、ダーツの線を消さなきゃいけない時があるんですけど、ひとりひとり、やり方が違うんで、どうしてこうなったのか聞かないとわからないときがあるんですよ。
@奥が深い・・職人ですね。
そうですね(笑)
@どうですか?レッセ・パッセの本社の居心地は?
居心地?すごくいいです(笑)入ってから、すごい変わりましたね。
@変わりました?
はい、今すごくいい。全部がすごくいい方向に向かってる感じがします。
@仕事もやりやすい?
やりやすいですね。なんか仕事をする時の基盤みたいなのが、すごくできてきてるっていうか。前はあんまりこう、全部が連動してなかったイメージがあって、全体的な流れがあんまりわかってなかったっていうか。最近は各部署が色んな面でやり取りをしてますね。
@自分の作った物が売れてるとか売れてないとかって、フィードバックがあった方がいいですよね。
本当そうですね。あと自分の引いた服が雑誌にいっぱい載ってるのも嬉しいし。
@将来的にやりたいことはありますか?
今、日々やっていても終わりはないのかもしれないんですけど、まだまだやれることは沢山あるので、もっと経験を積んでいきたいです。デザインもドンドン変わるので、完璧になる日はないと思うんですけど、今でもまだ知らないことがあるので。例えば素材によって『こういう時はどうすればいいんだろ?』っていう時に「こうだよ」って先輩が簡単に答えてくれたりした時には、私は初めて知った事なのにやった事あるんだなぁって思ったりすると、まだ自分には経験したことがない事が沢山あるなって実感します。
@次に入ってくるパタンナー希望の方は、どんなタイプの人がいいと思いますか?
本当に洋服を作るのが好きな人、がいいですね。多分、最初は何回もやり直したりする事になると思うんですけど、でもそれで嫌にならずに、本当に自分がいいなって思う形ができるまでやれる人、がいいですね。
|